休園のご挨拶
主イエス・キリストのご復活を心からお慶び申し上げます。
キリスト教ではイエス・キリストの復活を祝うイースターというお祭りの時節、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
本園は、登米町の唯一の私立幼稚園として、たくさんの登米町の皆様から愛され、支えられてまいりましたことを感謝しながら、これまで幼児教育に励んでまいりました。
近年のコロナ禍における出生者数の激減により、かねてからの少子化の傾向に拍車がかかりました。その中で理事会として2024年3月末をもって休園とすることが決められました。幼稚園としての再開のめどが立たない中で、休園からさらに閉園として学校法人を解散する方向で考えております。
園児たちの歌声が響き、ダンスや劇の練習をした園舎は解体して土地を登米教会に返却し、ぶらんこやジャングルジムなどの遊具は撤去して登米市にお返ししなければなりません。その作業が4月中旬から行われる見込みです。
最後の年度のほし組の5名はピカピカのランドセルを背負って登米小学校に入学します。はな組とはと組の園児4名は他の幼稚園、こども園、保育園に転園します。退職された先生方は新しい職場で働き始めます。
登米幼稚園の園舎にも園庭にも、すてきな思い出がたくさん詰まっていますが、いつまでも過去を振り返ってばかりはいられません。わたしたちも前を向いて歩まなければならないと思っています。
新しい一歩を歩み出すために、皆さまのこれまでのご支援とご協力に感謝を申し上げ、ここに休園のご挨拶をさせていただきます。本当にありがとうございました。
2024年4月2日
園長 佐々木栄悦
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